ベローチェ

星を見てると星の尺度で、光年で、光の年で見返されて測られてる気がする。それは自分が生まれる前から死んだ後まで含まれていて生死以外の三番目の尺度のようなもので測られてるからいつも生死に縛られてることから小さな星の光が針の穴を通すように通り抜けて自分の存在を広大で透徹した空気を通さない真空の闇の輝きのように透明にしてくれる。

中野中央図書館の近くにあるベローチェがいい、駅から少し外れていて空いている。綺麗なカップルが二組、女の子の方は二人ともポニーテール、ちゃんと見てないから嘘かもしれない、カップルはお互いノートを出して何か勉強している。俺の右斜め前に黒髪のロングの影がある美人が座っている。今読んでいる本がなかなか進まない、その本によると天の川銀河の太陽系は中心からおよそ8キロパーセクくらいのどちらかというと周辺的な位置にあるらしい。黒髪の美人が帰ろうとしている、全身真っ黒だ。

水の分子構造はH2O、シンプルに三つしかない。ニュートリノのようなあまりに不確かで幽霊のように物質をすり抜けてしまうものを捉えるには大量の真水を地下深く貯めおかないといけない。一体何を書いているのか?またすぐ更新したくなる。